📖 この記事を読むとわかること
・現役の家事代行スタッフが仕事でやっている掃除の順番(そのまま公開します)
・洗剤を「最初に仕掛ける」プロの時短ワザ
・大掃除は年末より「秋」が正解な理由
皆さん、こんにちは。かおりんごです。
「大掃除、やらなきゃとは思うけど、どこから手をつけていいか分からない」。そうしているうちに年末になり、寒いなか丸2日がかりでヘトヘト……。私も昔はそうでした。
今は家事代行スタッフとして、お客様のお宅を限られた時間で掃除するのが仕事です。時間内に終わらせるために、掃除の順番は毎回同じ。今日はその順番を、そのまま公開します。特別な道具も洗剤もいりません。順番を変えるだけで、同じ掃除が驚くほど早く、きれいに終わります。
プロの段取りは3原則だけ
細かい順番の前に、私が仕事で守っている原則は3つだけです。
- 洗剤は最初に「仕掛ける」——効かせている待ち時間に、他の場所を掃除する
- 水回りから始める——浴室・洗面台・キッチン・トイレを先に片付ける
- 床は一番最後——掃除中はどうしてもホコリや汚れが床に落ちるので、先に床をやると二度手間になる
大掃除で挫折する方の多くは、この逆をやっています。「とりあえず掃除機」から始めると、そのあとの掃除でまた床が汚れて、達成感がないまま疲れてしまうんです。
私が仕事でやっている順番を全公開
それでは、私が実際にお客様のお宅でやっている順番です。ご自宅の大掃除なら、これを1日でやってもいいし、1項目ずつ数日に分けても大丈夫です。
①洗濯機のフィルターと排水溝
意外に思われるかもしれませんが、私が最初にやるのは洗濯機のフィルターと排水溝です。理由はシンプルで、忘れないため。地味な場所なので、後回しにすると必ず飛ばしてしまうんです。だから一番最初、と決めています。
ここで大活躍するのが使い古しの歯ブラシ。フィルターの網目や排水溝の細かい溝は、歯ブラシでこするのが一番です。捨てる前の歯ブラシは、洗面所に2〜3本ストックしておくと大掃除で必ず役に立ちますよ。
②浴室——まず鏡に洗剤を「仕掛けて」から
浴室に入ったら、掃除を始める前に、鏡に水垢用の洗剤をかけておきます。私が使っているのは、リンレイの「ウルトラハードクリーナー ウロコ・水アカ用」。洗剤に働いてもらっている間に浴槽や床を洗えば、時間がまるごと節約できます。これがプロの時短の核心です。

⚠️ 必ず守ってください
この洗剤は酸性タイプです。カビ取り剤などの塩素系の製品と一緒に使うと有害なガスが出て大変危険(「まぜるな危険」表示)。カビ取りと水垢取りは、必ず日を分けてください。また材質によっては傷がつくことがあるので、目立たない場所で試してから使ってくださいね。
🛁 浴室の詳しい手順(鏡のウロコ・床の目地・棚のヌメリ)は、こちらで本気で解説しています
→ 現役家事代行スタッフのお風呂掃除|鏡の水垢・床の目地・棚のヌメリを本気で
③洗面台 → ④キッチン → ⑤トイレ
浴室が終わったら、洗面台 → キッチン → トイレと、水回りを一気に片付けていきます。水回りを先に終わらせておくと、「大変な場所はもう終わっている」という安心感があるので、後半に気持ちの余裕が生まれます。大掃除なら、キッチンでは換気扇のフィルターや五徳を、ここでも「つけ置きしてから他をやる」方式で。
⑥掃除機を全部屋にかける
水回りがすべて終わってから、ようやく床です。全部屋に掃除機をかけます。ここまでの掃除で落ちたホコリや汚れも、ここで全部回収できます。
⑦仕上げはクイックルワイパー——棚のホコリも取りながら
最後に、掃除機で取りきれなかったホコリをクイックルワイパーで仕上げます。このとき、棚の上のホコリも一緒に取りながら進めると、部屋全体がすっきり見違えます。ホコリは上から下に落ちるので、棚→床の順で。ここまでやって完了です。
🧹 私が使っている掃除道具は、こちらの記事で全部お見せしています(ほとんど100均です)
→ 現役家事代行スタッフが毎日使う掃除道具6つ【ほとんど100均です】
大掃除は年末より「秋」が大正解
もうひとつ、現場からぜひお伝えしたいことがあります。大掃除は、年末ではなく秋にやるのが大正解です。
実際、私はお客様からベランダ掃除を毎年、夏と年末にご依頼いただいています(今年の夏はあまりに暑すぎたので、9月末に延期したほどです)。年末には窓拭きも。この仕事をしていて実感するのは、寒い時期の水仕事や窓拭き・ベランダ掃除は、体への負担がまったく違うということ。気候のいい秋のうちに大物を済ませておいて、年末は軽い拭き掃除だけ——これが一番ラクで、きれいなお正月を迎えられる段取りです。
50代になると、真冬の冷たい水での掃除は本当にこたえます。「大掃除=年末」と思い込まず、この記事を読んだ今こそ、始めどきですよ。
換気扇の奥とエアコンの中は、プロに任せるのもあり
ここまで順番をお伝えしてきましたが、正直に言うと、家庭用の道具では手が届かない場所があります。換気扇の内部の油汚れと、エアコンの中のカビです。私たち家事代行スタッフが使うのも基本は市販の洗剤なので、ここは同じ限界があります。
この2か所だけは、分解洗浄ができる専用機材を持ったハウスクリーニングのプロに任せるのがかしこい選択です。一度リセットしてもらえば、あとはこの記事の順番の掃除でキープできます。年末はハウスクリーニングの予約が取りにくくなるので、頼むなら秋のうちが狙い目です。
「人に頼むのはちょっと……」と迷っている方は、頼まれる側の私の本音を書いたこちらの記事もどうぞ。
💭 → 家事代行は恥ずかしい?罪悪感はいらない。現役スタッフの本音
大掃除の順番でよくある質問
Q. 大掃除は何日かかりますか?
A. この記事の順番なら、集中すれば1日で回れます。ただ、無理に1日で終わらせる必要はありません。「今日は水回りだけ」「今日は床だけ」と分けても、順番の原則(洗剤を仕掛ける・水回り先・床は最後)は同じです。体力と相談しながらで大丈夫です。
Q. 秋に大掃除をしたら、年末はどうするの?
A. 秋に大物(窓・ベランダ・換気扇・水回りの徹底掃除)を済ませておけば、年末は普段どおりの掃除+気になる場所の拭き掃除だけで十分きれいなお正月を迎えられます。寒い時期に頑張る必要はありません。
まとめ|順番を変えるだけで、大掃除はラクになる
- 洗剤は最初に「仕掛けて」、待ち時間に他を掃除する
- 順番は、洗濯機まわり → 浴室 → 洗面台 → キッチン → トイレ → 掃除機 → ワイパー仕上げ
- 床は一番最後。「とりあえず掃除機」は二度手間のもと
- 大掃除は年末ではなく、気候のいい秋にやるのが大正解
- 換気扇の奥とエアコンの中だけは、プロに任せるのもあり
大掃除は、頑張る量より段取りで決まります。順番さえ決まっていれば、「どこからやろう」と迷う時間も、二度手間も、もうありません。気候のいいうちに、まずは洗濯機のフィルターから始めてみてくださいね。換気扇やエアコンをプロに頼むなら、年末の予約が埋まる前のこの時期がおすすめです。
今日もごきげんな一日になりますように♪

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