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家事代行に罪悪感はいらない!現役スタッフが伝えたい「頼まれる側の本音」

家事のプロ技

お風呂掃除しながら床にしゃがみこんで、小さくため息をついたことはありませんか。

「誰かに頼めたら、どんなに楽だろう」。そう思った直後に、「いやいや、贅沢だよね」「散らかった家を見られるなんて恥ずかしい」と、自分で自分の気持ちにフタをする。この記事にたどり着いたあなたは、きっとそんな行ったり来たりの途中なのだと思います。

はじめまして。私は現役の家事代行スタッフとして、お客様のお宅で掃除や料理のお手伝いをしています。つまり、「頼まれる側」の人間です。

先に結論をお伝えします。家事代行を頼むことに、罪悪感も恥ずかしさも、まったく必要ありません。今日は現場に立つ者として、その理由を本音でお話しさせてください。

家事の外注に罪悪感を持ってしまう3つの理由

まず、なぜこんなに心が重くなるのか。お客様とお話ししていると、理由はだいたい次の3つに集約されます。

①「家のことは自分でやるもの」という長年の刷り込み

私たちの世代は、母親が家事をすべて一人でこなす姿を見て育ちました。「家事は母親がやるもの、他人に頼むなんて」という感覚は、何十年もかけて刷り込まれたものです。長年の刷り込みに逆らうのですから、抵抗を感じるのはむしろ自然なこと。あなたが怠けているからではありません。

② 散らかった家を他人に見られるのが恥ずかしい

「片付いていない家に人を入れるなんて無理」「まず自分で掃除してからじゃないと頼めない」。実はこれ、家事代行を検討する方のほとんどが口にする言葉です。この誤解については、後ほど現場の本音をたっぷりお話しします。

③「自分のためにお金を使うのは贅沢」という遠慮

家族のためのお金は迷わず出せるのに、自分が楽になるためのお金にはブレーキがかかる。特に長年家計を預かってきた方ほど、この傾向が強いように感じます。ご主人に「家にいる時間はあるのに?」なんて言われて、傷ついた方もいるかもしれません。

3つに共通しているのは、どれも「あなたの能力ややる気の問題ではない」ということ。罪悪感の正体は、時代に合わなくなった思い込みです。

頼まれる側の本音、お話しします

ここからが、この記事でいちばんお伝えしたいことです。家事代行スタッフとして働く私が、現場で本当に感じていることをお話しします。

散らかった家に驚いたことは、一度もありません

断言します。私たちは、散らかった家に驚きません。

考えてみてください。片付いている家なら、そもそも私たちは呼ばれません。「手が回らなくなった状態」からスタートするのが私たちの仕事です。美容師さんが伸びた髪を見て驚かないのと同じで、シンクの洗い物も、床に積まれた雑誌も、私たちにとっては「今日のお仕事の風景」でしかありません。

私の場合は、お客様が「ごめんなさいね、汚くて」と何度も謝られるたびに、「謝ることなんて何ひとつないのに」と心の中で思っています。むしろその一言を言わせてしまうことのほうが、申し訳ないくらいです。

「来てもらう前に掃除しなきゃ」は要りません

「家事代行に来てもらう前に、掃除をしておかないと」。よく聞く言葉ですが、これは本末転倒です。

私たちはプロとして、どんな状態からでも段取りを組んで作業します。事前に片付けていただく必要はまったくありません。それでも気になる方は、「貴重品を一箇所にまとめておく」だけで十分です。それ以外は、どうぞそのままでお迎えください。

私たちは「呼んでくれてありがとう」と思っています

これは私の実感ですが、家事代行の仕事は「ありがとう」を直接いただける、誇りを持てる仕事です。作業を終えたお宅で、お客様がほっとした顔をされる瞬間が、何よりのやりがいです。

だから、頼んでくださる方を「家事もできない人」だなんて思ったことは一度もありません。それどころか、自分の限界を認めて、プロに任せる決断ができる人だと思っています。頼ることは、負けではなく判断力です。

実際に頼んでいるのは、どんな人?

「家事代行を頼むのは、忙しい共働きの若い世帯だけでは?」と思われがちですが、実際はもっと幅広い方が利用されています。

  • 仕事と家事の両立に限界を感じた共働きのご夫婦
  • 更年期や体力の変化で、今までどおりの家事がつらくなった50代の方
  • 離れて暮らす高齢の親御さんの家に、と依頼される娘さん・息子さん
  • 産後で体を休めることを最優先したいお母さん

特に最近感じるのは、50代以上の方や、「親の家のために」という依頼が珍しくなくなってきたことです。介護サービスを頼むほどではないけれど、掃除や作り置きだけ手を借りたい。そんな「家事だけ」のニーズに、家事代行はちょうどいい選択肢なのです。

家族に反対されたら:金額ではなく「時間」で話す

もしご主人に「もったいない」と言われたら、金額の話ではなく「浮いた時間で何をするか」を話してみてください。「2時間お願いすれば、週末に一緒に出かける体力が残る」「親の家の掃除を頼めば、帰省の時間をおしゃべりに使える」。家事代行が買っているのはきれいな部屋ではなく、時間と体力です。

罪悪感が軽くなる、3つの考え方

それでもまだ心が重い方へ。私自身がこの仕事をしていて、心から納得している考え方を3つご紹介します。

1つ目。家事の外注は「サボり」ではなく「時間の買い物」です。クリーニングにワイシャツを出すことに罪悪感を持つ人はいません。美容院で髪を切ってもらうことを「贅沢」と責める人もいません。家事代行も同じ、プロに任せる選択肢のひとつです。

2つ目。「全部」頼まなくていいのです。お風呂と換気扇だけ、月に1回だけ、親の家だけ。いちばん負担な部分だけを手放すのも、立派な使い方です。

3つ目。50代からは、家事で体力を使い切らないことが健康への投資になります。膝や腰をかばいながらの無理な掃除で体を痛めてしまえば、結局もっと大きな出費につながります。私は睡眠環境の見直しとあわせて、「体をいたわる暮らしへの投資」だと考えています。

体をいたわるといえば、私がマットレスを買い替えて目覚めが変わった話はこちらに書いています。あわせてどうぞ。
マットレスが変われば目覚めが変わる|50代のマットレスの選び方

はじめての家事代行は、小さく試すのがおすすめ

「頼んでみようかな」と少しでも思えたら、いきなり定期契約をする必要はありません。スポット(1回だけ)や初回お試しプランで、小さく試してみてください。合わなければ、やめればいいだけです。

初めての方には、スマホから予約まで完結できる家事代行サービス「CaSy(カジー)」が使いやすいと思います。会員登録は無料なので、「まずは料金や日程だけ見てみる」という使い方ができるのが、最初の一歩にちょうどいいところです。

CaSyの料金と空き日程を見てみる

当日は、事前の片付けは不要です。貴重品だけまとめておいて、あとは「どこがいちばん困っているか」を伝えれば大丈夫。それだけで、プロは動けます。

まとめ:頼ることは、負けではありません

最後に、この記事でお伝えしたことをまとめます。

  • 罪悪感の正体は「家事は自分でやるもの」という古い思い込み
  • 頼まれる側は、散らかった家に驚かないし、事前の掃除も要らない
  • 私たちスタッフは「呼んでくれてありがとう」と思っている
  • まずはスポットやお試しで、いちばんつらい家事ひとつだけ手放してみる

あなたが今日まで家事を頑張ってきたことは、誰かに証明しなくても、あなた自身がいちばん知っているはずです。だからこそ、これからの体力と時間は、大切に使ってください。頼ることは、負けではなく、自分の暮らしを大事にする判断です。

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